甲種防火管理者講習 @ 市川市消防局

甲種防火管理者講習を、2日に渡り市川市消防局にて受講させていただきました。

といっても、特定の建物の防火管理者に選任される予定があるわけではありません。私のような人は市内在住・在勤でも要件を満たしていないため、「締め切り(7月4日)の時点で空きがある場合に限り受けられます。7月4日に電話で確認してください。」と言われ、幸い空きがあったために受講させていただけた次第です。
それにしてもありがたい話で、「日本防火・防災協会」で検定を受けるよりも、費用がずっと安いのです。こういった講習は自治体、私の場合は市川市が、差額分の費用を負担してくれている、ということなのだそうです。

放火による火災(疑いを含む)は、20年あまり続けて我が国の火災原因の一位です。コンロ、たばこ、と続き、この3つはほぼ変動ありません。
コンロとたばこが原因となる火災は、当事者の意識により間違いなくなくすことができます。放火は、100%は無理であっても、「人目につかない場所に可燃物を置かない」もっと言えば「人の入退場を管理する」「人目につかない場所そのものをなくす」ことで、やはり大幅に減らすことができるはずです。それを可能にするのは「防火」と「防犯」のコラボレーションに他なりません。

今日、今年上半期の刑法犯認知件数が戦後最少を更新した旨の警察庁の発表がありました。高齢者を狙った詐欺や、性犯罪などの認知件数が増加しているにもかかわらず、ひったくり・窃盗・自動車盗などの街頭犯罪が、防犯カメラや車載カメラの普及により大幅に減少したことが大きく貢献している模様です。

もともとは、民泊新法の絡みで、防火・消防についての知識を深めたいと受講させていただいた講習でしたが、もっとストレートに私たちが参画できる切り口がありました。放火などという卑劣な犯罪をこの街から少しでも減らすためであれば、街頭防犯カメラ事業を生業としている夫も喜んでお手伝いすることでしょう。

昨日今日と、比較的涼しいはずの海沿いの市川でも日中は酷暑、35度を超えていたかもしれません。その中で、炎天下で我々受講者に消火訓練等実施してくださった消防職員の皆さま、本当にありがとうございました。皆さまの防火・防災に対する熱い思いは間違いなく伝わっています。

お隣の市は、市消防局主催の講習会はされていないようで、すべて防火・防災協会へ誘導していました。
それは間違いなく行政のスリム化ではあるのでしょうけど、私はこの2日間に学んだことを、いつかは必ず地元市川市に還元したいと強く思いました。
そんな地元愛は、そういった土地ではもしかしたら育ちにくいかもしれません。
市川市民であることの幸せも再認識した2日間でした。

 

防火管理者と防犯設備士