自然災害と外国人 | どこかの国のお母さんの,大切なお子さんを守るということ

昨年の秋。かつてないほどの強烈な風を伴う台風が関東を襲ったのをご記憶の方も多いと思います。千葉県では京成線の架線や装置に塩が付着して発火し,その後しばらくダイヤが乱れたのではなかったかと。
東京湾に程近い我が家の周辺では,銀杏並木の海側の面や,さつきなどの灌木やコニファー類が塩害で壊滅的と思えるダメージを受けました。(この春,芽吹いたときには本当にホッとしました。)

その日,東京が最も強い風のエリアに入ったころ,夜遅くでしたが,すでに7年も前に日本の永住許可を取っている中国人の友人が,「怖いですね」とWeChatで連絡してきたことを,昨晩の地震でふと思い出しました。


四季のある美しい自然は我が国の大切な財産であり,多くの外国人の方を魅了する観光資源でもありますが,それは自然災害の多さと表裏一体です。

日本の美しい四季は自然災害の脅威との背中合わせ

昨年夏の北海道の地震でも,美しい北の大地を訪れていた多くのインバウンド外国人旅行者が,不便で,かつ恐ろしい体験をしています。予定通りの出国が叶わなかった外国人向けの案内が法務省ホームページにも掲載されました。

 

ふじ行政書士事務所は,特定技能制度の登録支援機関になりました。
当初想定していた言語以外を母国語とする外国人の方の支援についてご相談をいただいている関係で,ちょうど新たな相談体制を検討しているところに,昨晩の地震がありました。

特定技能外国人は最低限の日本語能力は要件とされていますが,特に災害発生時など,それはそれは心細いであろうことは,前述の中国の友人(日本の大学を卒業しN1保有)の例からも容易に推測できますね。

登録支援機関の支援業務は,よその国の若者,つまりその国にいらっしゃるお母さんたちにとっての大切なお子さんたちが,異国である日本の地で安全に働けるようにサポートして差しあげる仕事です。

防犯,防災についての情報共有は,実施すべき法定支援にもともと含まれています。
ふじ行政書士事務所では,行政や公共機関から出されている情報に「自前の」情報を付加したものを翻訳し,紙ベースだけでなく,対象外国人の方がいつでも見られる状態でご提供する予定です。
同時に,災害のような緊急時にも対応できるよう,活用できるあらゆるツールを駆使し,連絡体制も構築します。


特定技能外国人が安心して就労でき,事業者さんにもメリットとなり,ひいてはこの特定技能という制度の適正な運用へ。そんなサイクルの一端を担うことができたら,行政書士として,近所のおばさんとして,これほど嬉しいことはありません。

昨晩の地震が,期せずして責任の重さを再認識させてくれました。

末筆ではございますが,被害に遭われた方,お怪我をされた方に,心よりお見舞いを申し上げたいと思います。

 

 

→特定技能1号外国人の方の支援業務についてはこちらから

 

 

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