遠征!その2 | レース結果と阪神競馬場 所感。

昨12月9日 日曜に行われた阪神ジュベナイルフィリーズ。
うちの子は、G1の流れに乗ることができず、早くに手応えがいっぱいになってしまいました。
結果、13着。

でも、私はまだ悲観していません。
G1出走にあたり、各紙に掲載された「馬体診断」の写真を見て、彼女のキ甲※がまだまだ抜けていない(未発達)であることに気づいていました。(※キ甲・・・首と胴体のつなぎ目にあたる盛り上がった部分。馬はこの部分で乗り手の体重を支えると言います。)
また、とてもマイラー(1,600メートル前後のレースを最も得意とする馬)とは思えない、もっと長い距離を走れそうな体つき。(お父さんは2,400メートルのG1であるジャパンカップの勝ち馬です。)
実際にこれまで彼女に騎乗したジョッキー3名のうちの2名までが、「距離は伸びてもいい」とコメントしているのです。

このあと、彼女は放牧に出て休養し、来年春のクラシックレースを目指すそうです。

ゆっくり遊んで、一回り大きくなって帰っておいでね!
運動会の徒競走でたとえ我が子が何着であっても応援しない親などいません。あなたが走るレースはこれからも行ける限り全部応援しに行くからね!

阪神JFの広告。開催競馬場でしか見られません。

そんなほろ苦い初G1ではありましたが、初めて訪れた阪神競馬場は相当気に入りました。

まず、競馬場はどこもたいてい最寄り駅からそこそこの距離を歩かされますが、私の訪れた中では、阪急電車仁川駅から阪神競馬場正門へと続く通路は、平坦で(スロープの変わりにエスカレーターを配してあり)最高に歩きやすかったです。また、府中ほど広くなく、中山ほど複雑でなく、施設全体の造りが合理的なので初めてでも迷子になりません。府中や中山ほどは人がいないのも幸いして、とても使いやすい競馬場なのです。

次に、食べ物が楽しい。私たちの「ホーム」はもちろん千葉県船橋市の中山競馬場ですが、「例えば関西に競馬の友だちがいたとして、その人が中山にやって来たら、私たち中山で何を食べさせる?」と、夫婦で悩んでしまうほど、阪神競馬場には「せっかく関西に来たからこれを食べたい!」と思うものが溢れているのです。レストランではなく、どちらかと言うとフードコート方式のテイクアウトや、屋外のキッチンカーに。
誤解のないように申し添えておくと、中山にも美味しいものはたくさんありますが、関東の地域性という点で。

そして最後に、人が親切。
これは競馬場だけでなく、帰りに一杯やった十三の串カツ屋さんも、満員で入れなかったふぐ屋さんもそうで、基本、みんな人懐っこく、そしてやさしい。競馬場のフードコートの若いアルバイトの子たちも、みんなそれは生き生きと、マニュアル感や「やらされてる感」など全くなく、思いを持って働いているように見えました。
場所がわからなくて聞いたとき。言われたことがわからなくて聞き返したとき。少し踏み込んで、こちらがわかるように説明してくれる。お礼を言ったり、料理が美味しかったと伝えると、それは嬉しそうな混じりけのない笑顔が返ってくる。

先日、外国人を受け入れるに際し我々日本人がこうでありたい、ということを投稿に書きました。
それは、私などに指摘されることではなく、今回の約19時間の弾丸ツアーにおいて大阪と仁川で出会った方たちにとっては、空気のように身に付けているものだったようです。

 

仁川駅から阪神競馬場正門へ

来年、この通路の両側が桜の花でいっぱいになる頃に、ウインゼノビア号とまた帰ってきたいと思います。
こんな素敵な阪神に連れて行ってくれて,本当にありがとう,ゼノビア。
そして皆さま本当にありがとうございました。

 

 

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