製造業における外国人材受入れに向けた制度説明会【経済産業省】

1月21日月曜日,午前・午後の2回にわたり,掲題の説明会が経済産業省にて開催されました。昨年暮れに決定した,経産省所管の(1)素形材産業、(2)産業機械製造業、(3)電気・電子情報関連産業の3業種の分野別運用方針を踏まえ,所管する業種の関係者等を対象として設けられたものです。

経緯をずっと追って来られた方にとってはさほど目新しい内容はないのですが,唯一, 特定技能外国人を受け入れる企業は,在留資格「特定技能」の申請に合わせて,経産省の組織する「製造業外国人材受入れ協議会」への参加が義務付けられる という点については,私も確認が漏れていたようです。経産省のみならず,それぞれの業種で,業所管庁の協議会への参加が義務付けられています。

当該協議会は,外国人の適正な受入れ及び外国人の保護に有用な情報を共有し、優良事例の周知、課題の把握並びに対応方策の検討等を行うことを目的とするもので,受入れ企業は自社の受入れ状況について情報を提供し,協力するというもので,技能実習制度の流れを踏襲しています。報告義務ではありますが,強い縛りではないように感じました。

前述の通り,特に目新しい内容ではありませんが,大変わかりやすくまとまったレジュメが公開されていますので,下記にURLを共有させていただきます。

説明資料(製造業における外国人材受入れについて)(PDF形式:2,257KB)

なお,同様の説明会は今後下記の日程で全国各地域で開催される予定です。

地域ブロック別説明会スケジュール

詳細は経産省HPに順次掲載されますので,ご確認ください。

 


ふじ行政書士事務所は,法律専門家として外国人政策,在留制度,技能実習制度等の適正化に資すことで,究極的には我が国における多文化共生の実現を目指します。
通常の外国人の方ご本人のための申請取次業務にとどまらず,外国人の方を雇用したい事業者の方,技能実習生や特定技能在国人材を受入れたい企業の方,制度改正に際して法律専門家のアドバイスを検討されている日本語学校関係者の方や監理団体の方など,「共生」を目指すあらゆる当事者の方にサポートをご提供しています。
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製造業における外国人材受入れに向けた制度説明会【経済産業省】” に対して1件のコメントがあります。

  1. Michiko Fujioka より:

    ご質問でいただいておりました,技能実習2号からの無試験での移行について,誤った情報をご提供しいてしまいました。
    多くの方にご覧いただいておりましたのに申し訳ございません。
    よろしければ最新の投稿,「特定技能1号 ~技能実習2号からの移行,特例措置等について」をご一読ください。

  2. 加藤平三郎 より:

    特定技能の説明会の資料を見させて頂きました。その中で 技能実習2号修了者者は技能試験、日本語能力試験は免除とありました。従って技能実習2号修了者者は試験免除で申請が出来ますね。 それは4月から申請可能なのでしょうか?

    1. Michiko Fujioka より:

      こんにちは。お読みいただきましてありがとうございます。

      少し私の言葉足らずでしたので詳しく申し上げますと,「技能実習2号修了までに,技能検定3級または3級相当の評価試験に合格した,2号修了者の方」が,日本語試験・技能試験が免除となります。あやふやな表現で申し訳ありませんでした。
      ですので,
      ・受検したが(1度だけ受けられる再試験も含め)最終的に合格に至らなかった方
      ・平成29年11月に技能実習法が施行されるまでの旧制度では3級の受検は必須ではなかったため,旧法のもとで技能実習2号を修了し,3級を受検・合格されていない方
      こういった方は,そのまま特定技能に移行することはできません。
      とくに後者の方は気の毒ですので,何らかの救済措置が設けてくれないものかと思っております。仮に日本語検定・技能検定を受けるとしても,すべての送出国ですべての業種の試験が今年4月に始まるわけではありませんので・・・

      なお,現行の技能実習でも,2号から3号に移行する際は1か月以上の一時帰国が定められていますよね。推測に過ぎませんが,その規定は,技能実習2号から特定技能1号に移行する際にも適用されるのではないかと考えております。

      4月から申請可能か,というご質問ですが,本当に個人的な見解を言わせていただくと,おそらく可能ではないかと期待しております。ポイントは,受入れ企業様がご自身で「支援」できるか,もしくは「登録支援機関」による支援業務がすぐに稼働するかといった点でしょうか。支援の準備をした上で,入国管理局に在留資格の変更申請を出すものと理解しておりますので。
      4月1日の施行を前に,現在関係省庁の方々が大わらわで準備されていることと思います。今後3月ごろにかけて,さまざまな省令やガイドラインが出され,その中で順次詳細が明らかにされますので,本ブログでもわかり次第アップデートさせていただきます。

      追加の情報を少し。

      http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/gaikokujinzai/index.html
      こちら,経済産業省の,製造業における外国人材受入れ政策のページです。説明会等の情報もこちらでご覧になれます。(今回私は気づいたのが遅くて傍聴できませんでした。。)

      http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=300130143&Mode=0
      省令案について,現在ご意見を募集しているサイトです。私もすべては読めていないのですが,しっかり読むと輪郭が見えてきたりします。

      ちょっとマニアックですので,ご参考程度に。

      ありがとうございました。

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