ネコたちのこと。冬。

屋外で暮らすネコたちに,また試練の季節がやってきました。
人間でも,「今年は暖冬のはずではなかったの?」と毒づきたくなる寒さ。雪が降らず,晴れた日の日中が暖かいのがせめてもの救いです。

何度か登場させている「しろ」と「わかめ」。どちらも高齢のため,地域の他のネコたちよりもいっそう気にかかります。寒くなる前はずいぶん食欲も旺盛でしたが,寒さが厳しくなるにつれて食欲も落ちているように見えます。とにかく体温と内臓を守って,寒さをやり過ごそうとしているかのように。

あまり日差しのなかった日。
冬色の芝生の,南向きの斜面にあるお気に入りの「穴」に,「わかめ」を見つけました。風は当たらないし,彼女自身の体温でほんわり暖かくて,ゴロゴロと上機嫌。(あまり上機嫌な顔には見えませんが,彼女なりに上機嫌。)

南向き斜面の「穴」がお気に入りの「わかめ」

寒ければ寒いなりに,暑ければ暑いなりに,くる年もくる年も工夫して過ごしてきたんだね。だからこうして元気なんだね。

また別の,よく晴れた日。
とある施設のベランダ側出入口にトロ箱が置いてありました。中身は魚ならぬ「しろ」。

発砲スチロールと日差しと人の暖かさでぬくぬくの「しろ」

毛布も敷いていただいて。まるで湯舟につかっているかのよう。
その後見ていたら,夜間はしまわれるようで,係の方がいらっしゃる間だけ「しろ用」にあえて出してくださっているようでした。

 

― ネコが幸せな街は,人にやさしい。

前回の内容にも関連しますが,この街で「共生」が根付いたのは,そんなところにも理由があったのかもしれません。

 

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