【再掲】警察官を装う特殊詐欺に注意を!

俳優の斎藤洋介さんが,息子を装った特殊詐欺被害にあったことが報道されています。
詳しくご存知の方も多いと思うので概略は省きますが,防犯の専門家としては,警察署の遺失物係を名乗る男から「息子さんの携帯が届いている」と連絡があったことこそが,展開のキモであったと思っています。

警察官を装った特殊詐欺は,身近な場所でも発生しています。
先日,行徳署地域課の制服のお巡りさんがお二人,事務所に巡回に来られました。その際に頂いた防犯啓発チラシを,地域課様の許可をいただいて掲載させていただきます。

警察官を装った特殊詐欺に注意を!

防犯チラシ全体のダウンロードはこちら

警察官が,キャッシュカードや現金を預かりに来ることなど絶対にない

警察を名乗る私服(制服でないという意味で,スーツ着用でも「私服」)の人物が戸口にやってきたら,その時点で疑ってください。ことにこういった特殊詐欺の「受け子」は,普段スーツを着る職業に就いていないため,ダブダブであったり,裾が短かったりと,体に合っていないことが殆どです。

「ご身分を証明するものを見せてください」と言って警察手帳を見せてもらい,できれば名刺をもらってください。通常警察の方は,これでもかというぐらいこちらが納得するまで身分証をよく見せてくださいます。
少しでも怪しいと感じたら,管轄の警察署に電話して,その方が本当に在籍しているかを確認してください。「0110」の4桁で終わる警察署の代表番号は,24時間繋がります

これらの確認作業を行ったうえでその方が本物であっても,本物の警察官の方であるからこそ,絶対に不快には思われません。むしろ,市民の方の防犯意識の高さを喜んでくださるはずです。

行徳警察署 047-397-0110
市川警察署 047-370-0110

ドアチェーンを活用して

ずっと前ですが,一人暮らしを始めた最初のころ,必ずドアチェーンをかけていました。勧誘などに間違って出てしまっても,チェーンの長さだけ開いたドアの隙間から,当時飼っていた大きな犬が尖った顔を覗かせていたので,一度として粘られたことはありませんでした。(私自身の気が強いというのもありますが)
犬は亡くなりましたが,家族が増え,いつしかドアチェーンを使うことが減りました。夫が外で飲んでまだ帰ってきていないのに,間違ってチェーンをかけて先に寝てしまい,締め出して揉めたことなどもあったためです。(*便宜上”チェーン”と呼んでいますが,形状は鎖のタイプに限りません)

最近,都内で複数の緊縛強盗事件が発生しています。入り口は「アポ電」であり,その点特殊詐欺(オレオレ詐欺)と同じですが,より短絡的かつ暴力的で,比較にならないほど悪質です。
江東区では,ついに亡くなった方まで出てしまいました。複数の街頭防犯カメラに犯人グループは写っており,その後の足取りが捕捉されるのも時間の問題です。強盗致傷ではなく殺人罪の適用を強く望みます。

「たられば」になってしまいますが,もしもドアチェーンをかけたままドアを開けていれば,被害を未然に防ぐことができた可能性があります。1本のドアチェーンが,江東区の女性の命を救えていたかもしれません。

この投稿をお読みくださった方は,いますぐご実家にお電話を。「最近危ないから,チェーンかけてね(かけたままドア開けて確認してね)」と。

警視庁犯罪抑止対策本部のTwitter

最近増えてきたのが,

百貨店店員を装う者から「あなた名義のカードで買い物をしようとしている人がいる」

という詐欺の電話(「家電量販店の店員」バージョンもある模様)。また,

詐欺グループを逮捕したら、押収したリストにあなたの情報が載っていた」と警察官を装う者から電話が。さらに「キャッシュカードは遠隔操作され、引き出される可能性がある。口座を止める必要があるのでカードを預かる」

というものも。
本当に,その知恵をどうして他所で使わないのか不思議なくらい,アポ電の内容は日々巧妙かつ悪質化しています。
最新情報に触れる習慣を。

防犯カメラはよく目立つ高い場所に

一連の犯人は,インターホンのカメラ部を塞いでいたと言います。インターホンや,ドアスコープ内側に後付けできるカメラでは,写らない角度から接近して塞がれてしまえばなすすべはありません。

防犯カメラの大きな効能の一つは,そこにカメラがあることを知らしめることによる抑止力です。そのためにも,カメラはよく目立つ場所に,かつ容易には犯人の手の届かない場所にあるべきと思っています。

とは言え,屋外に電源がない,壁面への取り付けをどうすればいいかわからない,また,スタンドアロン(録画一体型)にするか,有線か無線か,データは何日分残っていればいいのか,など,実際に付けるとなるとほとんどの方はわからないことばかりと思います。費用だって,カメラ代金だけでできるのか,何か工事が必要なのか・・・
インターネットで防犯カメラを購入しようとしてもうさん臭い業者ばかり。実家に帰るたびに防犯カメラが1台,また1台と増えていたことで,初めてご高齢の親御さんが認知症を発症していたことに気づいた,つまり,判断力がない点に付け込まれて契約させられていた,というひどい話もあったそうです。(本事案では契約はそれ自体無効。)

 

行政書士を開業したためあまり時間がなく,公表はしていないのですが,お近くであれば無償で防犯診断にお伺いすることができます。建物の外周のみ拝見させていただき,最低限こういった機能のこのくらいの価格帯のカメラを購入され,このあたりに設置するといい,ここなら壁に穴を開けなくていい,ここにソーラータイプのセンサーライトを設置するといい,この窓にはサブ錠を… といった,時間にして30分程度,ごく基本的なアドバイスです。地域の防犯力を高めるための活動の一環として行っています。
もちろんご要望があれば,株式会社藤商の方で機器の販売や電気工事もできますが,あくまでも「診断」が目的ですし,その後,うさんくさい電話がかかってくるようなことも絶対にありません。私は防犯設備士であると同時に行政書士ですので,法により当然に秘密保持の義務を負っています。その点,ご安心いただければと思います。ご興味のある方は個別にお問合せください。

 

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